MoonLightGroupを紹介するよ。 #9

中学生の頃に書いた記事を読んで、「約物使いすぎだなぁ」と感ぜられました。
「感じる」は現代語へ推移する過程で活用が変わった動詞のひとつです。
夏目漱石の小説を読んでいると「感ぜられる」という活用が出てきますが、どうやら漱石さんが好きだった表現だそう。
 
さて、今回はMoonLightGroupを紹介するよ。の#9をお送りします。
今回でDARの紹介が終わるので、多分最終回です。
気が向けば他の紹介をするかもしれませんが、今後は新作の紹介に移行するつもりです。
 
31.空港とメガループ
最終回(仮)でご紹介するのは、クリーム色の神武線(じんぶ-)と、藤色の志花線(しばな-)です。
このサテライト路線図を作った当時の私に文句をつけたくなる配色ですね。
とてもわかりづらいですが、両路線ともマップ上部に位置しています。
 
32.都心側の空港アクセス路線
MoonLightGroupの旧本拠地、夢咲地方の全体サテライトがこちら。
調子に乗って路線を伸ばした結果、18マップもの大きさになりました。
赤枠がこのシリーズで紹介している夢咲マップです。
 
さて、この地方には空港が2つあります。
ひとつが、寝田マップに位置する青丸の夢咲国際空港。
もうひとつが、夢咲マップに位置する黒丸の神武空港です。
 
今回紹介する神武線は、あじさい台と都心側にある神武空港を結ぶ路線です。
あじさい台駅については、前々回ご紹介しているので、そちらをご覧ください。
 
南側から1番線、2番線と続きますが、神武線が使うのは5番線だけ。
一番北の6番線は、このあと紹介する志花線のホームです。
この駅を出ると、神武線は地下に潜ります。
 
地下で、佐伯本線から分岐する神紫短絡線と合流したのち、神武線はまた地上に戻ります。
地上に出たところで、瀬林駅(せばやし-)に到着。
画像には高架駅が3つありますが、一番右側の駅です。
 
神武急行の高架線をくぐると見えてくるのが神武南駅(じんぶみなみ-)。
この駅から神武急行と並走します。
左上映るのは、神武空港です。
急行も空港も母音が同じなので、ややこしいですね(適当)。
 
さて、神武急行と並走して、到着するのが神武空港駅(じんぶくうこう-)。
2面3線を有する地下駅で、駅舎側の単式ホームには空港特急が。
反対の島式ホームにはその他一般列車が発着します。
 
とはいっても、この駅には特急と各停しか来ません。
昔は夢咲中央駅から、あじさい台駅を経由して神武空港へ向かう「空港急行」という種別も設定していましたが、車両枠という大人の都合で運転取りやめになりました。
特急は短絡線を経由しますが、空港急行は短絡線を経由せず、わざわざあじさい台駅でスイッチバックする運用となっていました。
 
33.夢咲マップのメガループ
ときに、この夢咲都心部には、3つ環状線があります。
ふたつは、#8で紹介した新金線
そして最後が、メガループ一族です。
 
メガループというのは、郊外へ伸びる路線をつなぐ役割をもつ路線の俗称です。
DARでは、3つの路線がメガループを構成しています。
 
夢咲本線本朝日駅と、花峰本線坂山緑町駅を結ぶ中津線(なかつ-)。
花峰本線志場駅と、佐伯本線あじさい台駅を結ぶ志花線。
佐伯本線銅山町駅と、夢咲本線大灘駅を結ぶ大銅線(だいどう-)。
それぞれ、朝日マップ、夢咲マップ、千有マップに位置しています。
 
これから紹介する志花線は夢咲都心の北部を走ります。
画像は起点駅のあじさい台駅。
先の通り、プラットホームは神武線と共用。
志花線は、6番線から発着します。
 
さて、こちらは神武急行との接続駅である、百里駅(ももさと-)です。
あじさい台駅からこの駅までは、配線の都合上、単線区間になっています。
駅周辺にはなにもないですが、いつかは発展することでしょう、知らんけど。
 
神武空港を貫くトンネルの入り口にあるのが、あおぞら台駅(あおぞらだい-)。
周辺には、駅以上になにもないです。
駅前で空を眺めたならば、きっと青に飛行機が映えることでしょう、知らんけど。
ここから志花線はしばらく地下を通ります。
 
神武空港をくぐり抜けた先にあるのが、八神駅(やがみ-)。
まだ紹介していない東雲マップに、八鬼山(やきやま)というものが存在しますが、関係はありません。
縁起のよさそうな地名をしていますが、この地域に神社はありません。
しかし、地上部には高速の出入り口があるので、多分生活はしやすいと思います、多分。
ここからは、高速道路の地下を経由します。
 
地下区間が続きまして、こちらは私井駅(しい-)。
夢咲メトロほしみ線との乗り換え駅です。
かつて、メトロの路線名がキラキラしていなかった頃は、この駅を路線名に冠していました。
 
駅西側には、夢咲都市高速では唯一のサービスエリアが設置されています。
サービスエリアは50kmを目安に設置することになっていますが、都市高速なのでそんな土地はありません。
現実世界でも、たいていの都市高速はこんな感じですね。
 
この駅は、地上に地下鉄、地下にDARが通っています。
名古屋の東の方にある某駅みたいですね。
 
地上に出てすぐにあるのが彩丘駅(あやおか-)。
この駅で夢急北夢咲線と交差しますが、あちらの駅名は香野駅(こうの-)。
かつては志花線も香野駅でしたが、紆余曲折を経て彩丘駅になりました。
 
駅前には鉄道博物館が存在していましたが、車両枠という大人の都合で廃止されています。
大都市(笑)を開発する段階で、80枠という制約が首を絞めたわけです。
その跡地を用いて、夢急が路線を敷いたわけですね。
 
台地に上りまして、糸泊市駅(しはくいち-)。
MLG管轄内の401駅目であることが駅名の由来とされていますが、定かではありません。
 
なんなら資料には400駅目と記録されていますなんでだよ。
現在、A3DのMLGは521駅、他の会社も含めると690もの駅が存在するので、どこかで一括管理しておかないとわからなくなるんですよね……。
はじまるA列車への移行で、また0からやり直しになりました。
 
ちなみに、行数と駅数が1つずれているのは、一番上にインデックスを設けているからです。
わざわざ列名を変えるのはめんどくさいですからね()
 
台地をトンネルで貫いた先が北野駅(きたの-)。
徐々に志場の市街地に入っています。
さきほどMLG管轄内の401駅目があったように、志花線は割と後発の路線なので、頻繁にトンネルを通ります。
ここから先も、既に発展している町に入るので、地下へ潜っています。
 
建物の基礎をよけるため、2階から地下2階へ降りてきました。
その先にあるのが砂院椎田駅(さいんしいた-)(東側)と終点の志場駅(しば-)(西側)。
どうでもいいですが、DARには、正弦と正接はあるのに、余弦はありません。
 
終点の志場駅では、先日(およそ1年前)紹介した花峰本線と、志場線。
多分紹介しないであろう夢咲メトロかすみ線と乗り換えられます。
 
34.全体の締めと……
足かけ2年、前作を含めると2年半の歳月を経て、ようやく夢咲マップのDARの紹介が終わりました。
この間に、私は高校を卒業し、大学に入学。A列車で行こうは新作が出ました。
このシリーズで紹介した駅数はなんと66駅
夢咲マップのDARしか紹介していないので、それだけで66駅存在することになります。
これで全体の10%も紹介できていないと考えると、気が遠くなりますね()
 
さて、再三申している通り、このシリーズは今回でいったん終了となります。
これからは、最新作「はじまるA列車で行こう」の開発状況を紹介していきます。
 
最新作ではグラフィック性能が向上し、マップが広くなり、車両枠が拡張され、路面電車が淘汰され……といろいろな変更がありました。
ここからは、はじまるA列車における夢咲マップリメイクの様子を少しだけお見せしましょう。
 
こちらは、新生DARの汎用特急車両、12000系です。
最新作では、車両カスタムの幅が広がりました。
裏を返せば無地のキャンバスにデザインすることとなるので、なかなか難しいところでもあります。
 
リメイク版では、さまざまな私鉄会社が列車を走らせています。
こちらの車両は、夢咲急行電鉄の最新鋭車両、10000形です。
旧夢咲において夢急はモブ的な存在でしたが、リメイク版ではDARと拮抗しています。
 
続いて紹介するのは花峰急行電鉄の800形。
リメイクする過程で、旧夢咲にはなかった会社が3つほど増えました。
そちらの様子も紹介できればなと思います。
 
さて、おまけとして、リメイク版夢咲マップの様子をお届けしました。
リメイク版では、いくつか開発における縛りを設けているので、なかなか開発が進みません。
来年度中には更新開始できると思うので、ぜひお待ちいただければと思います。
 
「MoonLightGroupを紹介するよ。」ならびに前作の「久しぶりにMoonLightGroupを紹介するよ」をここまでご覧くださった方。
更新が長期間に及ぶシリーズでしたが、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
次回作も、キリンさんレベルで首を長くしてお待ちいただければ幸いです。
 
それではまた!
 
(そういえば、私も例の感染症に罹ってしまいました。

記事が更新される日付で自宅待機が解除になります。

みなさまもどうかお身体に気をつけて……)